伊勢大神楽

京都府

出雲大神宮 

今年より千とせの山は声たえず君が御世をぞいのるべらなる 大朝臣能宣(拾遺和歌集)

『出雲大神宮』は京都府亀岡市にある丹波国一宮。社伝では709年に社殿が建てられたとあります。兼好法師により著された『徒然草』にも同社のことが記載されています。4月18日に行われる鎮花祭は有名で雨乞いや豊作祈願の祭り。メインの出雲風流花踊は京都府の無形民族文化財に指定されています。本来雨乞いの踊りで、四季の花などで飾った花笠、狩衣姿の男性が小太鼓を叩きながら歌や笛にあわせて踊ります。神事が終わると渋谷社中も奉納。境内はカメラを持った人など多くの参拝者でにぎわいます。

 

船井神社  

夕暮の流れくるまを待つほどに涙おほゐの川とこそなれ 藤原兼家(蜻蛉日記)

南丹市に鎮座する船井神社。豊かな田園風景の広がる中、船枝村や室橋村など四つの村の氏神様として親しまれています。『船井』の名称は大堰川(桂川)の船の停泊地(船居)であったことに由来するそうです。渋谷社中が総舞を奉納させていただくことになったのは 年から。当神社の松本宮司から招聘を受け始まりました。当初は見物される方も少なくひっそりと行われていましたが松本宮司のご尽力により奉納を楽しみにされる方が年々増加。今では総舞の噂を聞きつけ他の地域から参拝される方もおられるほどになりました。