伊勢大神楽

三重県

関宿 

鈴鹿路もゆききさはらす古き世の 関は駅の名のみ残りて 本居宣長

旧東海道から伊勢に向かう伊勢別街道の分岐点にある亀山市関町の東海道関宿。関宿は東海道五十三次の47番目の宿場町で、伊勢国の西の入り口。関宿の東の追分けにある鳥居は、伊勢神宮遙拝用に一の鳥居として設置されたもので、神宮式年遷宮の度に内宮の宇治橋神域側の鳥居を削り直してつくられます。東海道と別れ、この鳥居から伊勢神宮を目指す伊勢別街道といわれる江戸時代の重要な街道のひとつで、この分岐場所を関宿東の追分と呼ばれていました。歴史的な街並みが残り江戸の風情が深く心に響いてくるようです。渋谷社中も自然と街並みに溶け込みます。

 

本町 

亀山をせなかにおひて春の日のあたたかけさに甲をこそほせ 光広卿

浄源寺に集まった第二愛児園の子どもたち。間近で繰り広げられた笛の音色や勇壮な獅子舞、放下芸に園児たちも大喜び。放下芸の合間に行われるチャリ師との漫才のような掛け合いで子どもたちの笑いを誘います。怖くて泣く子や興味深く見る子などいろいろですが最後に一年間の無病息災を願って一人ずつお獅子さんに頭をかんでもらいます。