伊勢大神楽

大阪府

高槻天神祭  

人をとく芥川てふ津の国の名にはがはぬものにぞありける 承香殿中納言(拾遺和歌集)

高槻市の大きなイベントである高槻天神祭。上宮天満宮で2月25・26日にかけて開催されます。地元では「てんじんさん」の愛称で親しまれ、菅原道真公の命日ちなんだイベントです。JR高槻駅前約300mの参道筋には露店がずらりと並びたくさんの人でにぎわいます。渋谷章社中は毎年26日に参加。駅北側のロータリーに設けられた特設ステージで舞や放下芸を披露させていただきます。

 

三箇牧地区 

三島江の玉江の菰をしめしよりおのがとそ思ふいまだ刈らねど (万葉集)

名前は古代の日本で淀川右岸に作られた軍馬や貴族への貢馬などの供給源とされた近都牧と呼ばれる牧場を上、中、下に三分割したことに由来します。江戸時代には柱本で淀川を航行する旅人に食べ物を売るくらわんか船と呼ばれる商いが起こったそうです。現在では高槻市の唐崎・唐崎北・唐崎中・唐崎南・唐崎西・玉川・玉川新町・西面北・西面中・西面南・三箇牧・三島江・柱本・柱本新町・柱本南町が同地区にあたります。渋谷章社中では春先に回壇。西面、三島江、柱本は春と秋の2回巡業しています。